◎ゼミ生からの質問に答えるために、古いシンクロナスモーターを引っ張り出しました。
これは、日本サーボのsynchronous moterです。AC100V電源、分速30回転(30rpm)。パチンコの玉打ち出しなどに使われるタイプです。モーターから4本の電線がでていて、コンデンサーをかませる必要があります。その配線が解りづらいとのことでした。
1.青と緑の線は一緒にして電源の片方に接続します。
2.赤と黒をそれぞれコンデンサーの両極に接続します。
3.黒のコンデンサーとの接続点にもう片方の電源線を接続します。
コンデンサーは蓄電器のことで、電気を蓄える役割があります。
コンデンサの役割は2つあります。
(1) 回転方向を定める(単相から2相にする)
(2) モーターのトルクを発生させる(起動トルク、定格トルク)
それぞれのモーターの性能に合ったコンデンサが決められているので、必ず指定の物を使いましょう。
参考サイト:オリエンタルモーターの「教えて照代さん」コーナー
http://www.orientalmotor.co.jp/community/teruyo/main_teruyo_vo1.html
◎モーターの先に回転させる物を繋ぎたい場合は、レインボープロダクツという会社が様々な部品を製造販売しています。ハンズや、大きなホームセンターにありますが、近くに販売店がない場合は、サイトから注文した方がよいでしょう。
http://www.powers-rainbow.com/