映像や平面表現は、フレームという規制の枠組みがある。4対3や3対2、あるいは16対9などの黄金比をもった歴史に裏付けされた枠の中に、重さのない表現を入れ込む仕事となる。それに比して、立体造形やインスタレーションには、規制のフレーム枠がない。それどころか枠組みはケースバイケースで、作者が手探りして決めていかねばならない。縦横高さの三次元スケールをどうするかから始まって、素材選びや組み立ての工夫に、重力に抗して自立させなければならない問題がのしかかってくる。つまり立体表現を成立させるためには、空間的な広がりの中に様々な素材の接着や連結の整合性などの比較的経験の少ない新規な創意工夫が要求される。立体を扱うのは、それだけハンディが大きいチャレンジングな取り組みだと言える。
だからま〜つまり、、、それなりに心して取り組んで欲しいという、、、願いだねこりゃ