立方体万華鏡CUMOS(キューモス)は、ヤマザキが大学一年生の時に発明しました。「一辺7cmの立方体をユニット(基本形)として空間に増殖するイメージの立体構成を作りなさい」という基礎立体課題でした。20~30もの立方体を作り積み木のように増殖するイメージのおなじような作品群をしりめに、全く逆の発想をしました。
それが内側に増殖をする内面鏡の立方体なのです。箱は一つでも中に反射映像による無限の増殖をしているというわけです。ちょっとずるいですね。卒業後、実用新案を関連も含めて4案取得しました。でも、すでに四半世紀経っていますから公知となっていますが、、、。
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さて、この実習では、偏光万華鏡で余ったポリカーボネイトミラーを利用してcumosを作ってみます。30cm×30cm大のミラーから7cmの大きさに全部カットすると16枚の正方形ミラーが取れます。立方体には6枚で足りますが、残りは柄デザインのバリエーションの為に使います。
ブルーの保護塗装面側からアクリルカッターでV字のキズを彫り込み、カットして材料の大きさをそろえます。