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2006年 03月 31日
いやはや、この文章もすでに4年前にしたためたものです。アーカイブ資料としてアップします。web2.0というような概念はまだ無く、ITバブルが崩壊してまもなくといった時代でした。ブログもSNSも無い時代が今となっては少し不思議な感覚で思い出されます。
※画像は、メディアアート学科ブログ用にデザインしたタイトルバナー ■「IT・情報環境に思う」 2002年2月25日 以前在籍した大学で、各研究室はホームページを持つべしとの号令が下ったのをきっかけに、私は97年からアーチストとしてのホームページを公開してきた。年間約5000アクセスという大したことのないページだが、それでも思ってもいなかった方面からメールが舞い込んだ。イギリスの舞台美術を学ぶ学生が激励してきたり、グルジアの女子大生がファンになってくれたり、ニュージーランドのホテルオーナーが作品をロビーに飾りたいなどと問い合わせしてきて、インターネットの広がりに驚いたものだ。 つくづく思うのだが、何かをプランニングしたり文章を書いたりするときに、デジタル環境ほど便利なものはない。記録され発信された情報を世界中からすくい取り、整理したりするには、関連ホームページはもちろん、各種辞書調べもネットでOKだが、同時に私は「エンカルタ」というハードディスク格納型のマルチメディア百科事典を好んで使ったりもする。これは、約20冊規模の百科事典が一枚のDVDディスクに収まったもので、ノートブックパソコンに入れて持ち歩ける。一つのテーマを掘り下げて調べたり、講義を組み立てたりする事を支援する機能が付いていて、これとネット接続の環境がそろえば、最強のデジタル司書が味方についたような感じだ。 そうこうしている内に、仕事の問い合わせもネット経由が主になってきた。そもそも昨年の横浜クイーンズスクエアークリスマス装飾の仕事は、ある中堅広告代理店のディレクターがネットで私を捜し当てた結果だ。「クリスマスツリー」「デザイナー」とでも検索語を入れて関連情報を一網打尽にしたのだろう。先月も早々と今年のクリスマス装飾がらみの問い合わせが舞い込んだ。 しかしながら我々を取り巻く環境の大半は、なかなかデジタルビットの粒立ちにできない一つながりで込み入り、みっちり中身の詰まった「現実」というものだ。現実世界に対峙する畏怖と畏敬抜きで、ITも仮想現実も成立しないのは自明の理で、何事もそのことを前提としているのだが、その中から一度「知識」として情報化されたものの共有と再利用をこれほどまでに便利にかつ活発にしたのは、紛れもなく情報を究極の単位0と1に翻訳する事でもたらされた世界と言っていい。 考えてみると、われわれ人間の遺伝子も二重螺旋になった4つの塩基配列の組み合わせによる情報の鎖だったという事に気がつく。それは見事なまでに生物40億年の進化の遺伝情報を各細胞に内包するとてつもないアーカイブだったのだ。単細胞生物から始まって、地球上の生物すべてが同じ記録方式を採用して自己複製を繰り返してきたということ。人間に至ってはその情報を最も高度に共有し再利用している存在だったというところが、何とも哲学的であると同時に、今日のデジタル文明社会の行方とリンクしていて、あれこれ想像するととってつもなく我々の未来のエスキースとなっていて興味が尽きないのだ。 MY
by cumos
| 2006-03-31 01:44
| ICT,WEB2.0 & Blog
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