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2006年 03月 28日
梅田望夫「ウェブ進化論」-本当の大変化はこれから始まる。
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる ※CG copyright 2002 minori yamazaki 読みました。とても興奮しました。早くレビューを書かねばという気にさせられました。でも、この手のIT本、それもweb2.0についての本がまさか20万部ものペストセラーになるとは思ってもいませんでした。40歳以上世代の知らない内にIT環境がそれだけ生活や仕事のインフラ化し日常化ていたことの現れででしょう。 ジョンバッテルの「ザ・サーチ」-Googleが世界を変えた. も合わせて読むと、「ウェブ進化論」が随分と影響を受けていると感じます。 以下は、知り合いのこばちゃんさんのレビューから引用です。 梅田望夫「ウェブ進化論」 ※以下こばちゃんさんのブログからの引用。 ウェブの世界に大きな地殻変動が起きているらしい。Web2.0などの言葉は断片的に聴いていたが、本書を読んでこの地殻変動がどのような意味を持っているのかを知り驚いた。 IT関連の劇的なコストの低下(チープ革命)に裏付けられて、過去には考えられなかったことが実現できるようになった。ここで言っているのはグーグルのことだ。グーグルと言えば検索エンジンの会社という意識しかなかったが、検索エンジンとは「すべての言語におけるすべての言葉の組み合わせに対して、それに最も適した情報を対応させる」ことであり、この検索エンジンによってグーグルは「知の世界の秩序」の再構築を目指しているという。そのために、グーグルは最新の技術を用いてスケーラブルな拡張性を持った巨大なコンピューター・システム(著者の言う「情報発電所」)を構築した。この情報発電所にあらゆる情報を集め、しかしそれを独占するのではなく惜しげもなく公開してしまう。「世界政府があるとして、そこで開発しなければならないシステムは全部グーグルで作る。」そんなとんでもないことをグーグルは考えているのだと言う。検索エンジンにより知の世界の秩序を握るとともに、「アドセンス」により富の再分配を行う姿は、まさに「世界政府」への第1歩と呼べるのかもしれない。 地殻変動を起こしているもう1つの旗手がアマゾン・ドット・コムである。一般的に、売り上げの80%は20%の商品によると言われ、売り上げの少ない 80%の商品(売り上げのグラフを書くと低い売り上げの線が長く続くことから「ロングテール」と呼ばれる。)はコストばかりかかるお荷物とされてきた。ところが、リアルの世界ではそうでも、ネットの世界では品揃えが増えてもそれにかかる限界コストは知れたものだ。アマゾンでは売り上げのかなりの部分がこのロングテールによるもので、「お荷物」と考えられていたものが「宝の山」に変貌したという。 BLOGの発明により個人の情報発信の敷居が劇的に低くなった。個人の情報発信は玉石混交で殆どが石でしかないが、対象が1000人・1万人もいれば、中には優れた内容のものが必ずある。「チープ革命」と「検索エンジン」「自動秩序形成システム」により「総表現社会」ができる、という話だが、検索エンジンは暇と動機のある少数の人間が能動的に使用しないと何も返してはくれない。そこに今後のブレークスルーが必要となると言う。 いろいろな論点があり簡単に論じられないと思うが、以上の話を読むとこれらは良くも悪くもやはりアメリカ文化の中で生まれたものだと感じる。「オープンソース」に象徴される楽天的民主主義(?)と、自分たちが「世界政府」を作るなどと言うナイーブな議論が混在したもの、という感を強く持つ。著者は「日本人はネットの影の部分ばかりを見すぎている。」というが、この議論を聞いてジョージ・オーウェルの「1984年」を想起するのは私だけではないだろう。ロングテールの議論には、「少数者の多様な考えの並存」という希望も見えなくも無いが。 いずれにしても、現代を生きる私達がこのような時代の潮流の本質を理解し、自分達がどのように生きていくかを考える上で非常に参考になる本だと思う。 ー以上、こばちゃんさんのブログのレビューより引用しました。 ●さわやかな読後感 Date:2006-09-22 ※こちらは、amazon.comのレビューからの引用です。 本書は、ネットの「こちら側」と「あちら側」という概念をベースにしている。ネットのこちら側とは、インターネットの利用者側のことであり、 Web1.0段階はネットのこちら側がPCのソフトウェアやセキュリティを自前で用意する必要があったが、Web2.0段階では、それらは、利用者ではなく、あちら側つまりネット供給者側が用意し、さらにこちら側はただ単にネット情報を受け身的に利用するだけでなく、ネット情報の「能動的な表現者」となった点がWeb2.0段階を1.0段階と区別する決定的に重要な点であるとする。その例証の1つとしてだれでもが書き込めるウィキペディアをあげる。例証の2つめは、googleである。googleの検索情報は、アクセスが多いものが最初にくる。最初に来る情報こそが多数者が求めている情報である。 例証の3つめでamazonの役割をロングテールという概念を使って高く評価する。本の発行部数は非常に少数のベストセラーは大量に売れるが、ほとんどの本は恐竜のロングテールのように地を這うほどの少部数である。従来の商法では少部数の本は宣伝コストがペイしないので放置されたが、 amazonは、ある本を買った人が他に何を買ったかを情報として知らせることで、埋もれた良書が注目される可能性を飛躍的に増したというのである。 4番目の例証は、世界の人々が無報酬でネット上で協力し合って問題を解決する分野が増えているといい、その事例としてリナックスとともに途上国のコレラ蔓延防止が挙げられている。そして2003年頃から徐々にこのようなWeb2.0の段階に入り始めたという。 本書は情報のプラットフォームが変わることで、人間関係と社会が変わる可能性を示唆している。根底に若い人への信頼、アマチュアへの信頼、不特定多数無限大の情報発信への信頼(=民主主義への信頼と言い換えられよう)があって読後感はさわやかである。
by cumos
| 2006-03-28 10:46
| ICT,WEB2.0 & Blog
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